一人旅に興味はあるけれど勇気が出ない、なんとなく不安など躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。
一人旅はすべて自分で考えて行動しなくてはいけないので、ハードルが高く感じられますよね。ですが、一度思い切って一人旅に出てみることをおすすめします。
自分の行きたいときに好きな場所を訪れることのできる気軽さ、旅先での出会い、自分のペースで行動できる自由さなど、一人旅にはいいことがたくさんあります。
この記事では、初心者でも安心の女性一人旅の楽しみ方やメリットをご紹介します。
女性一人旅のメリット
一人旅には、行きたいときに行ける、自分で予定をすべて決められるなどメリットがたくさんあります。
ここでは、女性一人旅のメリットを5つご紹介します。
行きたいときに行ける
一人旅の良い所は、行きたいときに行けることです。
ほかの人と行く場合は休みの予定を合わせる必要がありますが、一人旅の場合はその必要はありません。会社勤めの方は自分の休みの日に行くことができますし、ある程度時間の融通がきく方は観光地が空いているとき、宿泊費や移動の運賃が安いときに行くことができます。
自分が行きたいときに行けることで、一人旅の満足度は高まるでしょう。
他の人に気を遣わなくてもよい
一人旅の最大のメリットは、他の人に気を遣わなくてもよいところです。
他の誰かとの旅行も楽しいですが、周りの人に合わせなければなりません。一人旅の場合はその点、自分のペースで行動できます。
朝好きな時間に起きられますし、夜も寝たい時間に寝られます。気になるお店を見つけたら立ち寄ることもできます。素敵な景色に遭遇したら、好きなだけ眺めていたり写真を撮ったりしても良いのです。
一人旅は周りに気兼ねをせず、自由に時間を過ごすことが可能です。
自分で行きたい所と予定を決められる
一人旅は当然のことながら、自分で行きたい所・予定を決められます。
あなたが今一番行きたい所・見たいものは何でしょうか。また、体験したいことは何でしょうか。あまり深く考えず、自分の直感に従って決めてみるのも良いと思います。
予定もすべて自分で決められるので、時間に余裕のある旅行も、弾丸旅行も思いのまま。もちろん、急な予定変更も可能です。
疲れたとき、体調が思わしくないときは休める
旅行の時は適度に緊張感を持って過ごすことが多いため、普段よりも疲れてしまったり、慣れない環境で体調を崩してしまったりすることもあると思います。そんな時は予定を変更して休めるのが、一人旅の良い所です。
早めに宿に帰ったり、途中で旅行自体を切り上げることも可能です。一人旅ですので周りに気を遣って無理をする必要はありません。体調を万全にして、残りの時間を楽しみましょう。
旅先で出会った人と自由に交流できる
旅先で出会った人と自由に交流できることも一人旅の醍醐味です。
他の誰かと旅をしていると、一緒にいる人と話すことが多くなりがちです。
その点一人旅だと、こちらから旅先で知らない人に道を訊いてみたり、話しかけてみたり、また、何かをお願いしてみたりすることもあると思います。それがきっかけで新たな友達ができることもあるでしょう。
複数人での旅行は自分たちだけで交流しがちですが、一人だと話しかけやすいこともあり、地元の人や他の旅行者との交流が生まれやすいです。
女性一人旅のプランの決め方
一人旅の時間を充実させるためにも、プランを決めることは大切です。ここでは、女性一人旅のプランの決め方を4つご紹介します。
行きたい所・見たいものを決める
まずは、一人旅で行きたい所・見たいものを決めましょう。
行きたい所と見たいものが決まっていると、いつ目的地に行くか、行動予定を立てやすくなります。せっかくの一人旅、目当ての場所は確実に訪れ、見ておきたいものです。
目的地に余裕を持って行けるように前もって決めておきましょう。
交通手段を決める
目的地が決まったら、交通手段を決めます。
一人旅ですので周りに合わせることなく、自分の好きな交通手段で行くことができますよ。
時間の余裕があまりないときは飛行機が良いでしょう。比較的時間がある場合は船・列車・バス・車などが良いですね。特に列車やバスは、車窓を楽しむことができるのでおすすめです。
交通手段に何を選ぶかによって、旅の楽しさにも違いが出ることでしょう。
宿を決める
泊りがけの一人旅の場合は、宿を決めましょう。
現地で宿を探す方法もありますが、出発前に宿を決めてしまった方が日中は観光に集中できますし、安心感があるものです。
一人旅は自分の予算や都合、好みに合わせて宿を選ぶことができます。ホテル・旅館・民宿・バックパッカーズなど、いろいろな種類の宿から決められるのは、旅のプランを立てる際の楽しみでもあります。
できるだけ早めに宿を予約し、旅のわくわく感を倍増させましょう。
いつ、どこをまわるか予定を立てる
一人旅のプランが大まかに決まったら、いつ、どこをまわるか予定を立てます。
この時、列車等の発車時刻や移動時間、宿のチェックイン・チェックアウト時刻などを考慮することが大切です。
また、見たい景色や美術館・博物館、イベントなど予定した時間よりオーバーすることも考えられます。
予定を立てる際は時間に余裕を見て立てることにしましょう。
女性一人旅を楽しくするためのポイント
一人旅のプランを決めたら、あとは荷造りをして出発するだけです。
ここでは出発する前にチェックしておくと良い、女性一人旅を楽しくするための4つのポイントをご紹介します。
事前に下調べをしておく
出発前に、現地の事情を事前に調べておきましょう。
海外の場合はまず、外務省のウェブサイトで最新情報を確認すると良いですね。
その他目的地の雰囲気や、観光地・ホテル等の情報はガイドブック・SNS・YouTube・インターネット記事で集めることができます。
事前に下調べをしておくことは、安全対策にもつながります。
安全対策を講じる
女性一人旅の場合は特に、安全対策をしておくことが肝心です。
国内・海外共通ですが、夜遅くは一人で出歩かない方が賢明です。
また海外の場合は、トラブルの事例を頭に入れておくと良いでしょう。覚えておくだけで対処できる場合があります。
他にも、貴重品は分散させて持つなど、扱いに気を配ることも一つの方法です。
安全対策を講じることに越したことはありません。
体調を整える
女性一人旅を最大限楽しむためには、体調を整えておくことです。
体調が思わしくないと、せっかくのアクティビティや素晴らしい景色を存分に楽しむことができません。出発前はもちろんのこと、旅の途中で疲れたり体調を崩したりしたら躊躇せずに休みましょう。
体調を整えることが女性一人旅を楽しむポイントであり、有効な時間の使い方でもあります。
旅行プランを大まかに頭に入れておく
事前に旅行プランを大まかに頭に入れておくことは、女性一人旅を有意義に過ごすために欠かせない要素です。
旅先では普段と違い、時間が経つのが早いです。予定外の出来事に時間を費やしてしまうことも考えられます。
移動時間との兼ね合いも考え、この時間にはどこにいて何をしているという予定を頭に入れておくと、行動がスムーズになります。
女性一人旅のハードルを下げる方法と考え方
いろいろな理由から女性一人旅をためらっている方もいるかもしれません。ここでは、女性一人旅のハードルを下げる方法と考え方を5つご紹介します。
近場に行ってみる(国内旅行)
まずは近場に行ってみることから初めてみてはいかがでしょうか。
近場に出かけることで一人で移動し、行動することに慣れておくことができます。始めは自分の住む地域の近くで街歩き、花見や紅葉狩りなどの自然鑑賞をおすすめします。
日帰りで行ってみる(国内旅行)
泊まりがけがむずかしい場合は、日帰りで行ってみましょう。
移動手段はいろいろありますので、国内なら日帰り旅行できる場所は沢山あります。日帰りだと持ち物が少なくて済みますし、準備も簡単にできそうです。
日帰り旅行は女性一人旅が手軽にできる一つの方法です。
趣味を兼ねて行ってみる(国内・海外旅行共通)
旅行の目的は、名所・旧跡を訪れることだけではありません。
趣味を兼ねて行ってみることも、女性一人旅のハードルを下げる要素になるでしょう。
カメラが趣味なら素晴らしい景色を撮影しに出かけてみる、ミュージカル鑑賞が趣味ならミュージカルの本場に出かけてみるなど、旅のわくわく感が広がるに違いありません。
自分が一番行きたい所、見たいものは何かピックアップしてみる(国内・海外旅行共通)
女性一人旅で訪れたい所はたくさんあると思いますが、自分が一番行きたい所・見たいものをピックアップしてみると、目的地が絞れるでしょう。
その時の気分や直感でも構いません。今一番気になる場所やものを目的にしてみるのはいかがでしょうか。きっと自分を満たすことのできる旅になるはずです。
自分の心が一番休まる過ごし方を考えてみる(国内・海外旅行共通)
自分の心が一番休まる過ごし方を考えることで、女性一人旅をどのような旅にしたいかが決まります。
静かにのんびり過ごしたいのであれば静かに過ごせる宿を選び、あまり外出せずに優雅に
過ごすのも良いでしょう。リフレッシュしたいのであれば、温泉地も良いかもしれません。
自分の心を休めることで、帰宅後は新たな気分で日常を迎えられそうです。
まとめ
ここまで、女性一人旅の楽しみ方やメリットをご紹介してきました。
女性一人旅を充実させるためには、「自分がどのように過ごしたいか」を明確にすることです。その上で自分なりに計画を立て、事前情報を集めることで不安感を軽減させることができます。
今度の休日は近場に出かけてみるなど、できることからで構わないのです。自由で楽しい女性一人旅、少し勇気を出して始めてみませんか。
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